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ハワイに対する先入観(4)ーハワイ州民と観光業

私の書くハワイは、他のどの「ハワイに住んでます!」って人が書くブログより美味しくない話が多いかもしれません。でも、そういう人達が見ていない、感じていない、あるいは隠しているのをやっぱり黙っておこう〜!ってことが出来ないのもこの私です。

ハワイは私流に大雑把に分けると2種類のロコがいます。戦後、特に最近、移り住んできた日本人とかは入れずに考えてます。



ハワイはアメリカの領土となってから、特に戦後はリゾート地として開発が進み、世界中から観光客を集めています。その多くは日本からですね。

日本人を招き寄せたのは、戦後に始まった事ではなく、皆さんもご存知のように、ハワイ民族同士の婚姻関係により他の血を入れる事が重要と考えたカラーカウア王が正式に官約移民を始めています。中国からはクーリーと呼ばれる労働者、フィリピンやポルトガルからも移民、そしてアメリカ、イギリス、ロシアなどの宣教師達の子孫、メキシコのカウボーイというようにほとんど仕事の関係でハワイに流れ着き、そしてここに定住していっているんですね。

ハワイは人種のるつぼどころかサラダボウルです。

元々のハワイアンだって、元を正せばチベットの方から南アジアをまわってタヒチを経てここにやってきたという流れがどこかにあった様な気がします。でも、そのハワイアンが長い事、この島々で戦いをしながらも暮らしていたんですね。

さて、初めの話題に戻って2種類のロコを考える前に、基本的にハワイに住んでいる人達は、後から来る移民に対して歓迎的でないと思います。(笑) アロハの心で迎えてくれる〜と思ってますでしょ?違うと思います。もう沢山住んでいるから、後から来て欲しくないんです。まあ自我の塊ですけど、分らない気もしません。自分たちだって移民のくせに、って私はいつも思っちゃうんですが。アメリカ本土も似てますね。

2種類のロコとは、移民も含めてですが、観光客に対して歓迎している人としていない人です。観光客のレベルになると、多分歓迎派が多いでしょう。だって、お金を落としてくれますからね。でも、一方で来て欲しくない、という人もいるんです。その多くはハワイアンの人達です。

彼らだって、観光客がお金を落としてくれるのはありがたいんです。でも、土地に進出してくる、ってのは別の話なんですね。

私は、今のハーラウに入って一発目の旅行でこの意見を聞いたんです。今までどことなく薄々と感じていたものの、かなりショックでした。「ごめんね、あなたの事を言っているんじゃないんだけど」と言いつつも、他の国の人間や米国本土のいわゆる「ハオレ」と一からげでくくられる白人(黒人も入るんですが)が、「ハワイ」を良く理解しないでお金にものを言わせて進出してくる。要するにアメリカそのものを持ってきて、ハワイアンの生活を圧迫している。これって、グレートマヘレと呼ばれる土地改革によって王族以外が土地を持てるようになったその頃からの縛りがある様な気がします。

ハワイには裕福な人がたくさんいますが、その多くは日系とか中国系とかのアメリカ人ではないかなと思います。CNHAのコンベンションで聞いたのは、ハワイのビジネスにおいてネイティブ・ハワイアン系のビジネスというのは非常に少ないんですね。

特に70年代からのフラの隆盛、ハワイ語の復活がハワイ民族のこういう考えを後押ししているのではないでしょうか。「自分たちの土地を守れ!」って感じで。

この状況を頭に置いて、日本人をワンサと連れてくる観光業をちょっと考えてみてください。皆さんは多分あまり知らないし考えずにハワイに来ていると思いますが、こういう大きな動きを作っているのが旅行代理店なのではなくて、メディアなんですね。フラが流行っているのも、フラガール辺りから火がついていませんか?芸能人は必ずお正月にハワイに来ますね。古くはここでディナーショーやらも良くやっていたそうですよ。私の前のフラシスターが良く「ヒデキを見に高校の授業を抜け出してワイキキに行った」なんて言うのを聞いてびっくりしてました。

私はあまり日本の経済界のつながりを知りませんが、旅行代理店は泳がされているだけで、その奥でメディアが操っていると思います。キケンなにおいの話になってきましたが(笑)、こうして更に躍らされている一般人の近頃の流行は「ヒーリング」。ハワイアンが大切にしていて滅多にいかない様なヘイアウにばんばんいっちゃうんですね。

どんな気持ちになるでしょう?日本人でなくて、ハワイアンの人々。

私たちは今年のメリーモナークの際に、ハワイ島でフアカイを計画しています。ある土地を訪れるのですが、そこはハワイアンの村で観光化されていないはずの場所なのです。

ところが、

そこにも観光客が来始めているのだそうです。

ハワイアンのリアクションは、

「来るな!」

あるいは

「出て行け!」

そうは言いませんでしたが、そう感じる反応がありました。

私はこういうハワイアンの人達の集まりやハーラウに入れていただいていて、「あなたは特別」と言われていますが、そういう私も「部外者の一人」なんですね。自分の文化ではない事に夢中になって鼻を突っ込んでいる一人なわけです。クムを初めとして周りのシスター達はみんな私を認めてくれるのですが、やはりハワイアンの人達の気持ちを大切にしてあげたいと思うと、どうしても引き気味になります。

逆に受け入れてもらえているから、簡単に放棄できないところもあります。贅沢な悩みかもしれません。私がフラを続けているのは、少しでも役に立つ事があればいいから。ハワイの人達の胸に秘めた複雑な思いを代弁する事も一つの役目かなあとも思うんですが、まったく見当違いかもしれません。
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theme : ハワイ
genre : 海外情報

Re: No title

ヘイアウに行くのなら、ハワイアンの方と一緒に行ってもらうのが良いのではないでしょうか。意味があって行くのが一番でしょう。ローカルの人達はあまり率先しては行きませんね。ホストファミリーなどが名所を見せに行くってことはあるでしょうけれど。もともとヘイアウには祈る目的があったわけで、そこでピースサインで写真を撮るってところではないと思うんですよね。私も今だからわかることなんですが。時々、他の人のそういう写真をフェイスブックなどで見ると、あらら、と思ってしまいます。

ハワイから石を持って帰って事故にあった、ヘイアウから買える途中にブレーキが聞かなくなった、この手の話はよく聞きます。触らぬ神に祟りなし、かなと。

No title

知らないということは、ほんとうに怖いことです。
観光客も、土地を汚しに行こうなんて思っている人はいませんけど、背景などを知らないから、結果的にハワイアンの気持ちを慮ることができないのですね…。
もちろん、私も含めてです…。

実は、あるヘイアウに行きたいと思っていたのですが、
トァヒネさんの記事を読んで、ちょっと行くのを迷いはじめました。
どんな気持ちで行きたいのか、いま一度、考え直してみようと思っています。

ハワイの人たちの想い、これからも代弁してくださると嬉しいです。

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一般のロコよりハワイアンな、一般的日本人とはチョと違うフラ愛好家でした♡
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