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ハワイに対する先入観(1)ーフラをやっていたら偉い!

ここのところ、ずっと書こうと思っていたことがあります。それは日本から来る観光客の皆さんとか、日本でフラをやっている人の意見を私なりに見たり聞いたりしていて、「そうじゃないよ」って思えることがたくさんあるので、目を覚ましてもらうわけではありませんが(笑)、見方を変えることができたらなあ、と思うことです。どれだけあるかわからないのですが、シリーズ化できそうだな、と。(笑)



今までも結構いろいろ書きましたけどね。

まずは皆さんに関係のあるフラです。

ハワイの人は(ハワイで生まれ育ったという意味です)、多かれ少なかれ、どこかでフラをかじっています。男も女も。昭和になって移住してきた新1世と呼ばれる日本人とか、同時期にあちらこちらから引っ越してきた人ではなくて、数世代ここにいる人達です。だから、日本の人たちがハワイに来て「フラやっているの〜!」と吹聴している様な感じなのは、どんな風に見えるかは、皆さんのご想像にお任せします。まあ、多分、「へえ〜」ぐらいだと思うんですけどね。

逆に言えば、あまり興味がないから、どこどこのクムフラは有名だとか、どこどこのミュージシャンは売れているとか、まったく知らなかったりします。要するに、ここでの生活はアメリカそのものなんですね。フラをやっている人達でさえ、日本で人気のクムフラやミュージシャンの話をしても、「誰、それ?」ってな感じなわけです。

一方の日本では、まるでハリウッド俳優のようにキャーキャーともてはやされるのですが・・・。

一般的なハワイの人の生活と言ったら、本土のアメリカ人のように、テレビを見て、ショッピングをして、飲みにいって、違いと言えば、バーベキューやらパーティにはオハナ文化全開なので、親戚一同が集まる様な血の濃〜〜〜〜い集まりだったりして、それと旅と言えば第一にラスベガス!というくらいべガスが好きで、完璧に垢抜けしないアメリカ人的なのです。

それで、みんなハワイアンのステージを見に行くかと言えば、見に行くのはその昔流行った歌手がブレイズデルセンターなどに来るとわいわい言って青春する様な、まったくハワイアンと関係のない生活です。だからハワイ、特にオアフ島に来たことのある方なら分ると思いますが、ワイキキのハワイアンのステージは、まあ当たり前と言えば当たり前ですが、アメリカ人観光客と日本人ぐらいです。時々、ミュージシャン追っかけの私たち世代の日本人ローカルが幅をきかせたりしていますが。(笑)

ワイキキで躍っているフラダンサーはフィリピン人ばかりだ、ってロコのネットで見たことがありますが、まるで嘘ではありません。よく見るとフィリピン系、多いですよ。

ハワイアンのイベントに集まるのは、ハワイ文化に関わっている人々で一般大衆は顔を出しません。興味ないし。

島であって、民族がごちゃごちゃ混ざっているし、独特のハワイ文化があるので、言葉はなまってピジンを話し、そんなところから米本土に行くと訛があるから「馬鹿にされている」と被害妄想的にとけ込めない人達が多くです。

植民地であったから、その思いが続いているんですね。米本土にいる黒人がいつまでも歴史を忘れないのと似ています。

あ、フラでした。

私のフラに対する取り組み方も3つのハーラウを経験するうちにだんだんと変わってきました。

最初はカリフォルニアですから、まるっきり異質の文化でした。多分日本の方々が行なっているフラに感覚が近かったのではないかと思います。クムフラが一応詩の説明などしてはくれましたが、ハワイ語を勉強していたわけではないから、アイア・ラ・オ・ペレを習っても、音の羅列です。「オアカ イカラニ ノーケノーケ」って調子がいいなあ〜ぐらいです。メリモチームからコンペチーム、新人までレベル別になっていたので、完璧に「習い事」の範疇です。

そしてハワイに引っ越してきて違いにビックリしました。クムフラはいろいろと背景を教えてくれるし、テクニックがまったく違うので、その違いを身につけるのに必死。メインランドでは経験できなかったステージは年中あるので、人前で躍ることにも大分慣れました。初めの頃はドキドキしていたのが、そのうち人前にたつのが楽しくなってきて・・・。これも日本の方々と同じでしょうか。とにかく衣装やら楽器やら「フラ関係のグッズ」が増えていきました。

私のフラ熱は、舞台で躍るよりもオリやカヒコなど、カナカ・マオリ(ハワイの原住民)そのもののフラを習いたいという希望が元々あったので、それが現在のハーラウに入る原動力となったのです。

ところが入ってみると、もっと閉鎖的な社会です。私以外はコネなしの人など一人としていないでしょう。私もコネのはしくれみたいな引っかかりはありましたが、関係者以外は入れないハーラウでした。クムフラからクムフラへ伝統を受け継いでいくのに、「例外」はあり得ません。それは逆に先祖や先駆者への敬意として表され、ハワイアンの血が流れていること、あるいはハワイに生まれたことを非常に誇りに思っています。

私が時を同じくして、例の伊〇〇〇〇さんのブログを読み始めたことも起因しているかもしれませんが、すると、自分の中の「日本」が異様に刺激され始めたのです。20数年のアメリカ生活で日本人であることを忘れたこともないし、日本語をおざなりにしたこともないですが、もっとプライドに近い部分での日本人を意識し始めました。

と、おかしいんです。「何で日本人がフラやってんの?」って。(笑)

今でも私は「ハワイアン(のハートがある)だからね」なんて言われますが、そう言われて嬉しかったのは最初のうちだけで、最近では「いや、日本人ですよ」という思いが強いのです。で、その思いが強くなるとなおさらフラに対する熱が冷めていくんですね。さっきの、
「何で日本人がフラやってんの?」
です。(笑)

以前から書いているように、私には日本に帰ってフラを教えようという気持ちはまったくありません。それは日本でのフラが風土にあって行なわれているのではなくて、一種の「流行」であるからです。きれいな格好をして魅了する様な舞台を務めるというのには興味がわかないのです。かといってコンペで優勝して有名になる!という技術も多分ないだろうし興味もないです。うちのハーラウでウーニキするまで頑張れるかというと、気が遠くなりそうです。(笑)

到底クムになるまで到達するなんてあり得ません!(大爆笑)

お相撲さんなどは外国人の力士が頑張っていますね。「技術」がものを言うから頑張れるのではないかと思うんです。フラは「伝統」と「歴史」、「ハワイの血(またはハワイに生まれること=カマアイナ)」という技術以外のものが大きいので、そこで外国人が一生懸命やっているのが、なんだかなあ・・・なんです。それよりも私は日本人です。これからレイフル(羽根のレイ)を作るのですが、私は以前何でもやってみたいので自分で作ったものがあるんですね。でも、これってフラをやり続けなかったらあんまり意味がないんです。(笑)もとより、フラのドレスを何着持っていたって、バングルを持っていたって、レイフルを持っていたって、フラブックを持っていたって、死ぬときは持っていけません。どこかで手放さないとなりませんからね。

そんなわけで、ってどんなわけか長くなってわかりませんが(笑)、私のところには「フラを辞めた」方とか「フラを辞めたい」と思っている方がいらっしゃいますけれど、フラをやっているから偉いってことはまったくなくて、フラを辞めたって、自分を見失わずに自分の大切な物を追いかけていけば良いと思うのです。それは家族であるかもしれないし、仕事であるかもしれないです。フラをやっていると偉い気になるのはフラをやっている日本人だけではないかと思います。(笑)フラを習っているから人より優れているわけでも何でもありません。

日本のフラもまるでセブン・イレブン並みに増えていますが、広がったものはどこかで収縮していくわけだから、逆に考えれば、他の何かを見つけてさっさと移行しちゃった方が幸せかもしれませんよ、とこの頃特に思うのであります。そして、多分、誰でもかじっているであろうフラをローカルの人が全員続けているわけではないのは、私と同じように考え感じることが人生の中であったのではないかと思います。

そうは言いつつも、いまだにハーラウに入っていて、おまけに1年先の計画まで出されちゃったので、ブツブツ言いながらもしばらくは付いていっているとは思うんですが!(笑)

とんでもないクリスマスプレゼントでした。皆さんメリークリスマス!!!
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theme : ハワイ
genre : 海外情報

Re: No title

chachyaさんの言う通りだと思います。

> たとえば、私は外国の人々がお相撲を趣味や職業にしていても、あまり嫌な気持ちにはなりません。

これはchachyaさんの見方なんだと思います。ハワイの人達が日本の人のフラを見て嫌な気持ちになるとは思わないです。フラがどんなに世界各国で流行ったとしても、ハワイがその本家本元の伝統を失うことはないでしょう、というだけの話です。

フラだけでなくて、いわゆる芸の世界にはあることなのではないでしょうか?違う意見を受け入れられないときは、私は流すようにしています。人それぞれですから。私のブログはひょっとしたら反面教師になるのかもしれないですが、私はクムでも先生でもないので「教える」ということは一切考えていないです。日本の方々が見ていない世界をシェアしているだけですので、そういう観点で読んでいただければ幸いです。

Re: No title

puakea様
フラはやればやるほど世界の大きさに気がつき、自分の小ささにも気付いていくのだと思うのですが、やはりステージ上でキレイなドレスを着て、花をつけて華麗に躍って拍手をもらうことがある意味目標になっている様なところがあるから、スターのように感じてしまうのではないかなと思います。

それで、ここ数年でしょうか、ハワイのクムフラに付くことが一つのステータスシンボルのようになっているようにも思えます。ところが日本の方によくあることですが、日本によく来るクムフラとかメリーモナークに出場するクムフラだけが有名だと思われるんですね。日本に行くことをまったく考えないクムフラもいれば、メリーモナークに出ないクムもいるんですけどね。ハワイアンのコミュニティなどとつながりをたくさん持ちますと、その力関係やつながりなどがまったく違って見えてきます。ある意味面白いです。

有名なのはクムフラなんですが、そういうハーラウに属しているとプライドを持つようにもなるんでしょうね。ハワイでは有名なジョークに「あなたのクムは誰?」という質問があるんですが、笑い話にされているものの、それだけ周りの目があるから言動に気をつけなさいということなんだと思います。そういう意味では荷が重いので、私もとっととブログから足を洗いたいと思うことも多いです。(笑)考えてみれば、フラの話が多くなっちゃったんでブログを移しただけなんですけどね。

本当はコミュニティで楽しくフラを習う〜が楽しいのでしょうけれど、きっと楽しいだけでは人間の成長がないので、いろいろな場面を見せてくれるのでしょうね。


> 長くフラを学んで来ましたが、一から学び直したい気持ちが日に日に強くなっています。Tuahineさんがおっしゃった来年のカヒコ・ワーク興味深々です。

機会がありましたら、ぜひお越し下さい。いろいろな気付きが得られると思います。

No title

相次いでのコメント、すみません。

恐らく、ひとつの事象についても、さまざまな見方、考え方があるのだと思います。

たとえば、私は外国の人々がお相撲を趣味や職業にしていても、あまり嫌な気持ちにはなりません。

現に、琴欧州のおかげでブルガリアでは相撲が人気で、道場もいくつもあるとテレビの特集番組をみたときは、
日本人として嬉しかったです。

ただ、もしこの方々がまわしをちゃんとつけていなかったり、
土俵を無礼に扱っていたら嫌な気持ちになったかもしれません。
でも、取り上げられていた人たちは、とっても真面目に取り組んでいて
相撲道なども勉強されていて、すごく好感がもてました。

でも、同じ日本人にも、外国人のクセに相撲がわかるはずなんてないとか、
違う見方をする人もいるかもしれないですね。

また、このブルガリアの人たちが、日本人の目を気にして
お相撲をやめたりしては欲しくないです。

フラでもお相撲でも、
人として、好きなことを真摯な気持ちでやりたいし、
やって欲しいと思います。

私のまわりには、あまり偉そうにしたりしている人がいないので、
このような発想はよくわかりませんでした。

もし、そういう人がいるとしたら、フラというより、
それ以前のお人柄の問題のような気もします…。

とはいえ、狭い世界でフラをやっていますので、
トァヒネさんの発想に、ただただ追いつけていないだけなのかもしれません…。
引き続き、いろいろ学ばせてください。

最後になりましたが、一番イヤなのは、フラをやっている同士で
よくない思いをぶつけあうことです。
こういうことって、バレエとか、ベリーダンス、フラメンコなどの世界でもあるのかな…。
そこが、フラをやっていて、もっとも悲しく思う点です。



No title

Tuahine様
私の生徒にはおりませんが、他のハーラウの(特に有名ハーラウの方)に、「フラをやっているから偉い!」風な方を、イベントの時に良く見かけます。私達も一緒だと思われるのが恥ずかしいので、なるべくその様な方達とは離れた場所に居る様にしています。

頭から足まで、「Hulaやってます!」アピールですし、謙虚さの無い肩で風切る偉そうな態度は、自分が特別なフラダンザーだと周りに言いたいのでしょうね。

ある日、ハーラウの近くのレストランで、隣の席に居た他のハーラウの方に、「お近くでしたら、是非のぞいてみて下さいませ」と、被災地チャリティーバザーのチラシを差し上げようとしたら、、、「お宅のハワイの先生は誰ですか?、私達はア00先生のハラウですけど!」って、冷たく言われました。
かなりの上から目線で、有名ハーラウに居る事が自慢なんでしょうね。
聞かれたので私のKumuの名前を言いましたが、「知らないわ!」と言われました。(世界的なKumuなんですが・・・)
そんな方達が、「私、偉い!」の勘違いフラ愛好家になるのでしょうね・・・。
悲しいですね・・・。どのハーラウの方でも笑顔で仲良くしたいものです。
私のハーラウは無名です。地域の中では手広くやっていらっしゃるハーラウの先生にイベントでご一緒した時、こちらからご挨拶したら、無視されました~(笑い)。

長くフラを学んで来ましたが、一から学び直したい気持ちが日に日に強くなっています。Tuahineさんがおっしゃった来年のカヒコ・ワーク興味深々です。




Re: No title

chachyaさん、コメントありがとうございます。難しいですね。多分この頃の日本のフラ愛好家の皆さんはいろいろとフラに対して考えられるのだと思いますし、ハワイの人の中にも日本に行くと感謝をする人はたくさんいると思います。実際、日本やメキシコがこれほど夢中にならなければ有名にならなかった人達もいるでしょうし、お金がたくさんハワイに流れているのも事実です。

例えば、お相撲が他の国で人気のスポーツになってある国の男性の多くがお相撲を一つの余暇の過ごし方として、あるいは職業的にやるようになったとしても、お相撲が日本のお家芸から消えることはないでしょうし、その外国のおかげです、と思わないのではないでしょうか。そう考えるとハワイの見方が分るのではないかなあ、と思います。

No title

いつも、学ばせていただきありがとうございます。
記事を読ませていただくのが、ほんとうに楽しみです。

でも、今回のは少し違和感が。
というのも、私のまわりには、「フラをやっているから偉い」と思っている人は、たぶん一人もいないからです。
なので、このような発想はそもそも持っていなかったです。
もしかしたら、ハワイに行って、トゥアヒネさんと接するような方には、そういった方も多いのかな…、と思ったりしています。

あと、私も日本人としてフラをやっていることに疑問を感じることがあります。つきつめると、ハワイの人に恥ずかしくなったりもして…。

やはり、フラは芸術というより文化に根ざした踊りだと思うので、その文化圏にいない人が、その文化の踊りを踊るのは難しいのかもしれませんね。。。

以前にハワイのクムフラインタビュー集を読んだとき、ほとんどのクムフラが「ハワイの文化の継承」を役割と語っていました。
そのとき、はたと思いました。
私は、端っこでも、その文化を継承する立場にないと…。

でも、そのとき、割り切れたような気がしました。
文化を継承する立場にはないけれど、フラが大好きだから踊らせて欲しい。
なので、ハワイの人々に失礼にならないよう、ちゃんと学んで踊ろうと。

たぶん、ハワイの「継承」とは違う流れのフラが、日本にはどんどん誕生していっているのだと思います。
いわば、文化の「拝借」でしょうか…。
ハワイの人は、その「拝借」に違和感を持つのかな…。
「滑稽」と思うかな…、それとも「誇り」に思ってくれるかな…。
私たち次第ですね…。

Re: No title

Aさん、

まったくその通りだと思います。感謝できる心って素敵だと思います。
全然鍵コメにする様な内容じゃないですよ〜!:)

Mahalo!

Mさん、たびたび拍手コメントありがとうございます♪フラは、特に日本でフラをやっている方々が真剣に向かいだすと疑問が出てきたり、離れたりするのではないかと思います。特に何十年も指導しているベテランの方でも、言葉がわかっていなければ肝心なところがわかっていなかったりします。それでいて、自己流のフラが出来上がっているので、その社会的評価で満足されている方がいるのではないでしょうか。

私のハーラウでも子育てや仕事のために一時的に離れる人がいますが、本当に好きな人はまた戻って来るんですね。好きというか、ハワイの伝統文化に全身全霊で尽くしているという感じです。ハワイ語で会話してますから・・・(汗)。

また、私が経験しているフラは、もっと土臭くて民族の匂いがして、拘束されることもあるし、徒弟制度でもあるし、大陸型にのびのびと育った私には(笑)時々無理なところがあります。

躍るために生まれてきた様な人であれば、私はバレエとかの方が技術が磨かれて良いのではないかなあって思います。あれこそ芸術の様な気がしますねえ。
Secret

プロフィール

Tuahine

Author:Tuahine
トゥアヒネのフラブログへようこそ!
一般のロコよりハワイアンな、一般的日本人とはチョと違うフラ愛好家でした♡
どうぞごゆっくり♪

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