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流派

先日私が鍵コメ(で良いのかな、日本語の略語。ー笑)にお返事した件なのですが、この中に大きな気付きがあるので、今日はそこをちょこっと掘り下げてみたいと思います♪

コメント主さんの一部を引用させて頂くと、そこの部分はこうでした:
「日本のように能・歌舞伎・巫女の舞など→一部の人間しか踊れない。民謡・盆踊り→誰にでもOK・特に盆踊りなど国籍など関係なくその場にいる物全てが踊るなど、hulaもはっきり区分していただけると助かるというか、諦めもつくのですが・・・(笑)」



これに対する私の返答はコメント欄を見て頂くとわかります。

実は、フラにもこの区別があると思うのです。キリスト教が伝わる前からずっと踊られてきたフラと西洋人のコンタクトが起こってから「芸能活動」的に行われてきたフラ。今、世界中で踊られているフラというのは、その多くがキリスト教の影響を受けて、賛美歌をハワイ語に直したことから起こったヒメニ、これに合わせて踊るようになったフラ、ボート時代には、外国の船が出入りするたびにエンターテイメントとして踊られたフラが原型ではないでしょうか。

一番良く分かるのは、ウウェへの膝をわるか割らないか。キリスト教の影響を受けた流派の女性のウウェへは膝をわりません。まっすぐ前に出す感じですね。女性は生理があるから、足を開かないんだ、と説明を受けたこともあります。

それと、フラの起こり方も違いますね。

コメントのお返事の中で私が使った「プランテーション・ハワイアン」とは、ウィキで調べたとしてもググっても意味が出て来ないでしょう。私がハーラウを変わろうかどうしようかと悩んでいるときに、あるハワイアンの人が説明してくれた、いわば、彼女独自の言葉だからです。

彼らはどういう人たちかと言えば、家のガレージに楽器に変わるようなものを持ち寄って、それをならして今で言うカニカピラのように歌って踊って楽しんだ。ウクレレがポルトガル人が持ってきたギターに似た楽器を元にして作られたということからも分かります。プランテーションとは、大農園。そこに働く日本、中国、フィリピンなどから来た移民達が文化を形成して行きます。

確か少しお手伝いした「フラ・ヒストリア」の説明にもあったと思いますが、カメハメハ4世、5世の妹君のヴィクトリア・カマーマル王妃がそれまでのメレ・フラに楽器を融合させて踊ったフラをフラ・クイと言い、これがアウアナの原型になったと考えられています。

それまでの厳しい戒律があるわけでなく、アウアナは自由です。これが外国人に受け入れられた大きな理由ではないでしょうか。「アウアナ」には彷徨う、という意味もあるから「アウアナ」なのだ、とはよく言われますね。

日本の場合は完全に商業目的で始まっていますよね。よく「純粋にフラを広めたいと思っている」ということを聞きますが、自分の国の文化でもないものを必死に広げようとするその意図が分かりません。やはりファッションではないかなあとも思います。純粋に文化を広めたいのなら、一部のハワイのクムフラ達が行っているように、無料で伝授するはずでしょう。うちのハーラウも、ほとんどタダ同然です。少しずつ毎月払いますが、その中から衣装代を出してくれたりするのですから、本当に負担が少ないです。クム達の労働代などないに等しいです。

または、昔の奉公システムのような形になりますよね。でも、そういうハーラウは日本には存在しないでしょう。だから、やっている生徒さんがそのギャップに悩み出したりするのではないんでしょうか?

最近、ある人が囁いてくれたことなんですが(ここでばらしちゃいますけど)、ある団体は、今あるフラの流派の垣根を壊して欲しいらしいのです。なぜかというと、ビジネスに結びつけるときに、この流派があると、こっちのクムフラは呼べるけど、あっちのクムフラは呼べないとか、このクムフラのワークショップだから、助手もこの系統から選ばなければならないとか、色々と不都合が出てくるのです。

私が少しずつフラのお仕事から遠のいているのも(今はほとんどありませんが)、似たようなことです。

これは、フラをまったく分かっていないんですね。フラには流派があって、他との違いがあるからなお生きてくるんです。この流派をなくして、誰でもどこでも、というようなことになったら、それこそ盆踊りです。アウアナがもっと混沌としたものになってしまいます。フラには境界があるから、その特徴が出せるのです。(いくつか受けたうちのハーラウでの講演会の受け売りですが。)

時々、日本で作られた、あるいは日本の企業が後押しして作り上げたフラやハワイに夢中になっている日本人を見ますが、日頃の生活はどうなっているんだろう?と思ってしまいます。日本にいて、心ここにあらず、の状態でしょうか?

この数日、ナー・ホークー・アウォードやらの写真がウェブ上を賑わせていますが、まるでレコード大賞かアカデミー賞みたいなノリです。日本人の顔もたくさんありました。こうしてエスカレートし続けて行くのかなあと思うと、うちのハーラウの垣根をもっと高くして、中だけで勉強していたいと思ってしまいます。しっかりと境界線を保って。

(足掛け3日かかって、やっと記事に出来ました。笑)

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Re: No title

Mさん、Bさん、コメントありがとうございます!

> 広める物と守る物ははっきりさせていって欲しいです。
うちの大クムが喜びそうな発言です!

> これが今のトゥアヒネさんの状態のような気がしました。
畏れ多いことでございます。そんな大したことしてないんですけどね。なぜかとことん追求したかったんですよね。(笑)

> ポリネシアと昔つながっていた?
ムー大陸の時代にはつながっていたと思いますよ。この環太平洋の諸国では言葉にしても文化にしても類似性がたくさんあるはずです。私は学者じゃないので上手く説明できないですけれど、日本の神道と、ハワイアンの古代宗教とも似た所が見られます。それが今じゃキリスト教メインですから、ハワイもなんだかわかんないごちゃ混ぜの州になっちゃってるんでしょうね。私のハーラウの関係の人達は、その土着ハワイアンの文化に近い活動をしているので、いろいろと違いが見えるのです。

> こちらのブログは人気ブログなのでまた非公開コメントですが
まだまだ細々とやっております。お気軽にコメントくださいませ。皆さん同じようなことを書いて下さるのですが、中には違った取り方をする方もいらっしゃるので、非公開でもまったく大丈夫です。日本はそう言う意味で、まだ名前を全公開しない方が良い所がちょっと残念ですけどね。余計なトラブルを招かないためにもその方が利口なのかもしれません。

あ、この、他人のことを気にする性質って日本もハワイも似てますよ〜。(笑) 日本の移民たくさんいますからね。

Re: No title

Iさん、
なんだかわからないけど、お役に立てたみたいで嬉しいです♪(笑)
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