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宝 ー ハワイアンのブライド

今週の月曜日は、全員ラップトップを持ち込んでのハーラウでした。

今、ハワイ語の権威、プアケア・ノーグルマイヤーさんを中心として、ハワイ語の新聞の電子化プロジェクトが進められています。そのプロジェクトに私たちも参加しているのです。

これまた全てボランティア。色々と忙しい日々を送っている一般人の私たちにはなかなか腰が上がらないので、ハーラウの時間を使って半強制的にタイプうちを始めた様に感じました。(笑)



私は一歩先んじて登録を済ませたものの、ブログを書くのだって、有料のメルマガを書くのだって時間を絞り出さなければならないのに、これまたボランティア仕事が増えちゃった日にはどこにその時間を持って行っていいか・・・なんてのは単なる言い訳で、なかなか始められずにそのままになっていました。

膨大なページ数の新聞。それをみんなでタイプしていくのです。すべてボランティアによる作業。でも、カメハメハスクールを始め、あちらこちらのグループや個人が動いています。

私は一瞬、日本のフラ愛好家にも声をかけるのはどうかな?と思ってみました。何よりハワイ語に慣れますからね。でも、これは、メインランドや世界に広まっているハワイアンの血を引く人たちがすることがあっても、やはりハワイの中でやり遂げたいプロジェクトなのではないかと思ったのです。

皆さんは、自分の生まれた国の歴史が途中からしか分からない現実を考えたことがありますか?どこから来たか、いつ頃から住み着いているか?自分の先祖はいつ頃どこから引っ越して来たのか???

私たちがあたりまえの様に読んだ万葉集とか枕草子とか源氏物語とか、古くは神代の昔の物語だとか、それに類するもののハワイでの記録は1820年にアメリカから宣教師が英語を持ってくるまでは文字で表されたものがなかったのです。

日本の場合は、ほとんど日本人の血が入っていますが、このハワイは人種のるつぼでなくて、サラダボウルです。そして、ここはアメリカ。120年前まではハワイ王国という別の国でした。そのオリジナルの民族のハワイアンを凌いで、人口の多くは中国系、日系、フィリピン系、ポルトガル系と日頃「ハワイ文化」とはかけ離れたアメリカ文化で生活をしています。

その文化のフラは、と言えば、エンターテイメント性が世界に受けて広まり、日本に多くのファンがいます。

私はいつもこれが自分だったらって考えます。自分の文化が、自分の住む国の民族がマイノリティになって、アメリカ人やら中国人やらが増え、そして、独自の文化がそういう人達によって楽しまれていたとしたら・・・。


今回のプロジェクト、カリフォルニアの有名なハーラウ、AHAなどはとても健闘しているらしいです。よりよい生活や機会を求めてハワイの人というのはたくさんメインランドに移住しています。でも、故郷を思う気持ちというのはものすごく強いんですね。これは何もハワイアンに限らず、私たち日本人もそうなんです。

やはり離れている方が自分の国をより深く愛し、その文化を保とうと力を注ぎます。だから、私はもう何十年にもなる「ら抜き言葉」にはいまだに心地よく感じないですし、昨年の大震災などは、みんなそのショックの度合いが大きかったのです。ハワイの移民が古くさい日本のしきたりや言葉を引きずっているのもその一環ですよね。


さて、ハワイ語新聞の話に戻って、月曜日、プロジェクトリーダーがパワーポイントでこのプロジェクトの概要を説明してくれました。なぜ、このプロジェクトなのか。

皆さんもハワイのクムフラや日本の先生から習ってオリを覚えたりしますよね。この節回し、ずっとあったと思いますか?多くは新聞に載せられたものから取られたりしているのです。それをクム達がレオ(音)をつけて現在私たちが習っているオリになったりしているのです。

だから、この新聞、ハワイ文化の宝庫なんですね。そこから取り出したメレの本も実はあるのです。どこにも販売していないし、図書館にもありません。プアケアさんのところと、うちの大クムが持っているらしいです。私はそれを手にして見せてもらう機会を逃しましたが・・・。

そう、それだけの宝庫を世界の人々が読める様にしようとしているのです。そして、それは何と言っても次世代の子供たちにつないで行くためです。親の世代にはハワイ語でさえ話せないときがあった。ハワイ語の名前すら持てない時代もあった。そういう歴史を全部ひっくるめて次世代に伝えて行くのは、やはり当事者であるハワイアンの仕事なんですね。プロジェクトリーダーのカウイさんはまだ中学生ぐらいの息子もプロジェクトに参加させています。そして、彼女がその息子達の時代のために、と説明をしたとき、感極まり声が出なくなりました。その気持ちがそこにいた私たちに伝わり、涙をこらえるのがやっとでした。

そのとき、私は確信したのです。これはハワイにいる私たちの手で仕上げようと。宝である新聞を守るのは、やはりハワイアンでなければならない。それがハワイアンのプライドでもあるのだと思うのです。私は幸運ながらそういうハワイアンのグループに入る機会をたくさんいただいています。だから、そのお手伝いをするのは私の恩返しでもあるのです。

同様に、私たち日本人に取っては日本語と日本が宝です。外国の文化に惹かれることがあっても、核である日本語と日本人の血、日本の土地、文化は一番大切にして欲しいと願います。


新聞は自動的にページを与えられますが、私が最初に受け取った、まさに最初の記事にはiapana(日本)の文字が入っていました。ときは1895年7月、日清戦争のあとの三国干渉(フランス、ドイツ、ロシア)が日本に向けて行われたときの様子を伝えていました。何が書かれているか辞書を使わずしては分からなかったのですが、日本とロシアの文字を見つけて私が一人興奮しまくっていたのは言うまでもありません。またしてもチキン・スキン・モメント(鳥肌が立つ瞬間)だったのですから。


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