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● <ハワイの王族ーカメハメハ3世>

 先月からハワイの歴史に登場する王族達について書いています。
詳しく書くと、人の名前や戦地、土地などがたくさん出てきて
非常にわかりにくいので、ここだけを知っておきたいという
ポイントだけを簡単にまとめます。

 あえて、人の名前など覚えにくいものはここに記述しません
ので、興味をお持ちになったら関連の伝記などをお読みになる
ことをおススメします。



  ∴‥∴‥∴‥∴


 1.カメハメハ3世

 カメハメハ1世の妃の中で一番位の高かったケオープオラニの
2番目の息子として生まれたのが、カウイケアオウリこと
カメハメハ3世です。

 ハワイ王朝の中で30年と、一番在位期間の長かった王ですが、
彼の時代には、既にハワイ民族が激減を始めており、帝国主義の
うごめく世界の中にあって多くのチャレンジを受けた王でも
ありました。

 先代のカメハメハ2世とは16歳違い(色々な説あり)で、
イギリスでなくなった2世のあとを継いで3世として君臨した時
彼はたったの11歳でした。そこでその後の7年間は引き続き
カアフマヌが摂政として政治に加わったのです。

 また、カアフマヌの死後は、半分血のつながったキナウが
代わりを務めます。そのキナウもカウイケアオウリが25歳の時に
亡くなり、若い王は一気にその重荷を背負うことになります。


 2.幾多のチャレンジ

 カメハメハ3世の時代は、1820年の宣教師達の到来以来、
一気にキリスト教が広まっていった時代です。酒とギャンブル、
女性好きだった若い王は、友達と一緒にゲリラ戦法でキリスト
教のモラルに抵抗して、古い時代のサーフィン、フラ、レースや
ギャンブルを取り戻そうとしたこともありました。

 しかし、最愛の妹を亡くすと、王は行いを改め酒を止めたと
言われます。

 日本が鎖国をしいていたこの時代、ハワイは列強の進出の
最中にあって、カメハメハ3世は西洋による属国化を
必死でつなぎ止めた人でした。

 1840年にはハワイで初めての憲法も発布されました。

 1843年、イギリス人のキャプテン、ロード・ジョージ・
ポーレットはカメハメハ3世に迫り、ハワイ王国をイギリスに
渡すように要求します。これに対し王はイギリス本国に通達、
5ヶ月以内にハワイはハワイ王国の手中に戻りました。

 この際に王が口にした言葉、
"Ua mau ke ea o ka 'aina i ka pono"ー正義がある限り、
その土地の生命は永遠に続くーはハワイ王国、現在では
ハワイ州のモットーになりました。

 カウイケアオウリが王位に就いた頃のハワイは、土着民の
人口も西洋人がハワイにやってくる以前に比べて三分の一に
減っていました。そして、彼の時代に続けて起こる天然痘などの
伝染病によって、また、船員達がもたらすハワイ民族には抗体の
ない新種の病気によって、その数は半分に激減して行くのです。


 3.西洋化

 ハワイの土地は元々は王族の土地、そこで人々は作物を育て、
家畜を飼って生活をしていました。カメハメハ3世の時代、
それまでの王族はイギリスの政治に習い貴族院となり、
宣教師達も政治に参加を始めます。

 西洋人達が政治的な力を持ち始めると、土地をめぐっての
訴訟が頻繁に起こるようになり、カメハメハ3世は司法と
土地に関しても支配力を振るうようになります。
しかし、一方で西洋人が介入し始め、これが1848年のグレート
マヘレという土地改革につながり、移民が土地を持てるように
なります。

 ハワイの一般市民は、こういった動きを知らず、多くが
その配分から取り残されてしまいました。

 
 4.忍び寄るアメリカ併合

 カメハメハ3世の時代になると、移住を始めたアメリカ人
宣教師達の子孫の時代に移っていき、政治に参加、土地を
確保して、ハワイで権力を高めていきます。

 時はカリフォルニアのゴールドラッシュの最中、貿易が盛んに
なり、ハワイ王国はアメリカ、フランス、イギリスといった
列強の進出に脅かされる時代になったのです。

 アメリカはテキサス、オレゴン、カリフォルニア、ニュー
メキシコと拡張を続け、アメリカ人はこの拡張が明白な運命で
あると信じ、ハワイ統合の噂が流れ始めました。
中国や日本との貿易拠点としても利便の良いハワイは、特に
真珠湾の好適なロケーションは、アメリカに取ってはぜひとも
手に入れたい場所だったのです。

 また、農業の面でもアメリカの西海岸と結びつき、この
市場貿易に関係するビジネスマン達は貿易関税を取り払うことの
目的からもアメリカ併合を望むようになります。

 このような動きの中、1853年に天然痘が流行り、一時的に
併合の動きは中断されます。また、若くしてパリに旅をする途中
アメリカに立ち寄ったアレクサンダー・リホリホ
(カメハメハ4世)とプリンスロット(カメハメハ5世)は、
アメリカで人種差別を受け、アメリカ嫌いになっていきます。

 カメハメハ3世のハワイ王国とアメリカの間でゆっくりと
併合の話が進む中、後年また酒を飲むようになった3世が
41歳でこの世を去ります。

 併合の書面はサインされず、次のカメハメハ4世は
最初の仕事としてアメリカ併合を白紙に戻したのです。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


<次号予告>

 次はカメハメハ4世です。どうぞお楽しみに♪


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