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● <ハワイの王族ーカアフマヌ:Ka'ahumanu>

 今月からハワイの歴史に登場する王族達について書いています。
詳しく書くと、人の名前や戦地、土地などがたくさん出てきて
非常にわかりにくいので、ここだけを知っておきたいという
ポイントだけを簡単にまとめます。

 あえて、人の名前など覚えにくいものはここに記述しません
ので、興味をお持ちになったら関連の伝記などをお読みになる
ことをおススメします。



  ∴‥∴‥∴‥∴


 1.カアフマヌ

 カメハメハ1世にはたくさんの夫人がいたことは先週
触れました。その中でも重要な役割を果たしたのが、
このカアフマヌと言う女性です。

 カメハメハ1世のお気に入りの妻であっただけでなく、
政治的に権力を持っていた、そして古代ハワイアンの
厳しい宗教、カプーシステムを廃止した女性でもあるのです。

 カメハメハ1世の死後は「クヒナ・ヌイ」という女性の摂政
として政治に関わっていきます。


 2.カアフマヌの生い立ち

 カアフマヌが生まれたのは1768年というのが有力な説です。
場所はマウイ島ハーナにあるプウ・カウイキという洞窟でした。
『ハワイの詩』のマウイ特集でも取り上げましたが、お読み
いただいている方、どの詩か覚えていらっしゃいますか?

 父親はハワイ島から逃亡した首長のケエエアウモク・
パパイアヒアヒ。母親はその前のマウイ島の王様、カメハメハ・
ヌイの妻でもあった、カマハナイ・カレレオカラニ。

 面白いことに、彼女の名前は父親を追った相手、カヘキリ
ヌイアフマヌの名前から取ったらしいです。カアフマヌとは、
羽のマントを意味します。

 彼女の父親、ケエエアウモクは後にカメハメハ1世の重要な
相談役になり、マウイ島の王族の知事にもなります。まだ10代
だったカアフマヌをカメハメハ1世に嫁がせたのも
この父親でした。

 一説には非常に気性の激しい女性で、カメハメハ1世を随分と
悩ませながらも、彼のお気に入りの妻として君臨したと
言われています。

 3.女性の摂政

 彼女は数多くいる妻の中でも一番力を持っていた女性でも
あります。

 カメハメハ1世が1819年に亡くなると、22歳のリホリホが
カメハメハ2世として後を継ぎ、彼女が摂政として政治を
干渉することをカメハメハ1世が望んでいたと公表します。

 周りの評議員なども同意し、ここに今日で言う首相のような
摂政の地位に登り詰めます。

 彼女の勢力は弱まることなく、その後のカメハメハ3世の
治世にもそのポジションを保持しました。

 カアフマヌが現代的な女性のようであったのは、それまでは
女性が男性と一緒に食事をすることが禁じられていたのを
廃止したことです。これは、もう一人のカメハメハ1世の妻、
一番位の高かったケオプーオラニと結託して、若いカメハメハ
2世と食事を共にし、カプー(タブー)と言われていた制度を
破ったのです。

 ここで、ちょっと話がそれますが、皆さんはカウアイ島の
カウムアリイを覚えていらっしゃいますか?戦わずして
カメハメハ1世に位を譲り、ハワイの8つの島を統一させた
王様です。

 私は最初にカウアイ島に行く前に、このカウムアリイの
名残の場所がどこにあるのか、いろいろとリサーチをしました。

 そして、意外なことがわかったのです。彼のお墓はマウイ島
にあり、オアフ島にも住んだことがあると。さらにリサーチを
進めると、彼はカメハメハ1世の死後、カウアイ島の逆襲を
恐れるカアフマヌとリホリホ(カメハメハ2世)の策略で
捕虜としてカアフマヌの夫となるのです!

 その上、カウムアリイが亡くなると、カアフマヌは今度は
カウムアリイの息子と結婚するのです!
 
 4.キリスト教の布教

 ハワイにアメリカから宣教師がやってきたのは1820年のこと
です。こうしてキリスト教と英語がハワイにもたらされます。

 カアフマヌはプロテスタント教会を支持し、自らも洗礼を
受けてエリザベスと名乗ります。その後、宣教師達は
カアフマヌにローマカトリック教会を追放するよう詰め寄り、
それを受けて、カアフマヌは1830年にカトリック禁止の法令化
を行います。

 5.そしてオアフ

 カアフマヌが洗礼を受けたのは、現在のカワイアハオ教会の
あるところでした。その頃のハワイの都はラハイナでしたが、
ホノルルは1820年の半ばにはかなりの賑わいを見せていた
ようです。

 1832年、死が近づいているのを感じ、彼女はボストン・
スタイルの家でなく、マーノア・バレーにある草葺きの家で
死にたいと希望し、マイレの香りとイリマやハイビスカスに
囲まれた場所で死の床を迎えたのでした。

 およそ64歳ぐらいだったと言われます。

 
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<次号予告>

 それでは次は、カメハメハ1世の後継者、リホリホ
(カメハメハ2世)に参りましょう。若くしてこの世を去って
いる王ですので、特筆することが少ないかもしれません。
その場合はお妃、そしてカメハメハ3世と続けたいと思います。

 どうぞお楽しみに♪


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