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● <カホオラベ島>

 ハワイの島シリーズも最後になりました。
 最後の島はカホオラベ島です。

  ∴‥∴‥∴‥∴


 1.カホオラベ島

 カホオラベ島はハワイ諸島の8つの島のうち一番小さい島です。
長さが11マイル(18キロ)、幅が6マイル(10キロ弱)しか
ありません。面積にして約115.5平方キロ。



 マウイ島の南西11キロのところにありますので、マウイ島の
南岸からよく見えます。降雨量が年間に65センチといった乾いた
土地で、人は住んでいません。

 島の最高地点は、プウ・モアウラヌイの頂上、ルア・マキカの
クレーターで、海抜450m。

 低地であるためと北にあるハレアカラーによって雨雲を呼ぶ
北東の貿易風が届かず、雨が少ないのです。

 カホオラベ島は淡水が十分になかったために、元々人が住む
にはあまり適さないところでした。

 島は、第二次大戦の頃から米軍の爆破訓練所となり、その
演習は1990年まで続けられました。数十年と言うネイティブ
ハワイアン達の反対運動の結果、島は1994年にハワイ州の管轄に
戻されるのです。

 現在ではカホオラベ島はネイティブ・ハワイアンの文化・
スピリチュアルまたは生存の目的でのみ利用することが許可
されています。

 島はマウイ郡の管轄になりますが、永住者はいません。

 島の花はヒナヒナ、そして色はグレーです。


 2.カホオラベ島をハワイアンが呼ぶ時は

 いつもなら、首長の名前などが付けられるのですが、
カホオラベ島は、なんと、Kohemalamalama o Kanaloa
(コヘマーラマラマ・オ・カナロア)。

 コヘマーラマラマとは文字通り訳せば、明るい女性器!

 カナロアはハワイの神様の一人でもあり、いずれにしても
古代ハワイアンにとっては神聖な島でした。千年の間には50の
世代に渡って、数百人のハワイアンが住んでいたこともペトロ
グリフやヘイアウなどから確認されています。

 人々は漁業や農業を営みとしていました。あるいは石器を
作るために石を掘り出していたりもしたようです。

 航海士やカフナ達が訓練をした島でもありました。


 3.カホオラベ島の歴史

 ハワイの中でも古くて大きいヘイアウがこの島にありますが、
淡水が不足していたことと、疾病や首長間の凶暴な戦いにより
人口が激減し、カホオラベは不毛の土地になっていきます。

 そして、宣教師達がハワイに移住し始じめたカメハメハ3世
の治世に、島は死刑囚の流刑地に様変わりするのです。
1857年の統計では、島には50人の人が住んでいたようです。

 島にはタバコやパイナップル、ヒョウタンなどが植えられ、
後にハワイ王朝は羊などの牧畜も持ち込んだようです。この後
80年に渡って島は灌漑施設や動物の移住などのために様相が
変わっていきます。

 その後、島はハワイ領の管轄により森林保有地に指定されます
が、結局失敗。後にワイオミング州の牧場主と21年間に渡り
リース契約を交わし、この事業はかなりの成功を収めました。

 第一次大戦後の1920年、米陸軍と海軍はカホオラベ島を
爆破訓練の地として使い始め、第二次大戦が始まると、先の
牧場主も追い出され、完全に軍事訓練場に姿を変えてしまう
のです。

 これに対してネイティブハワイアン達は返還要求の運動を
始めました。

 当時のアイゼンハワー大統領は返還を約束しましたが、
米軍による爆撃訓練は1990年まで続くのです。その爆破により
島には最大で直系50メートルものクレーターもできています。

 1993年、アメリカ政府は4億ドルをかけての清掃作業を承認し
翌1994年にやっとカホオラベ島は公的にハワイに返還されました。
爆撃訓練は、永遠に禁止となりました。

 この背後で活躍をしたのは、ネイティブハワイアンのグループ
Protect Kaho'olawe Ohana(PKO)でした。ここで余談ですが、
私の現在のハーラウにもこの活動者の一人がいます。

 ハワイ州政府は、カホオラベ島とその周囲2マイルの海域の
使用をネイティブハワイアンの文化的、スピリチュアル的、
生存のためー漁業や環境保全、歴史的なものの保存や教育ーのみ
に制限しています。

 商用で使用することは禁止されています。

 島は現在もクリーンアップの最中で、どこに爆破物が残っている
かわからないので、島にはまだ住むことができません。

 しかし、島はネイティブハワイアン文化の教育センターとして
位置づけられ、最終的にはネイティブハワイアンの主権者に
戻される予定です。

 このように、カホオラベ島は、島のモットー、"kukulu ke ea
a Kanaloa"(カナロアの王国を建設しよう)に基づき、伝統的、
文化的、そしてスピリチュアルな慣習や信仰が、自由に行われて
いる島なのです。
  
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


<次号予告>

 さて来週からハワイの王族達を見ていく予定です。
まず最初はカメハメハ1世ですね。王様のみならず、その周辺の
人々も探って行こうと考えています。

 どうぞ、お楽しみに♪


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