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アラカイがアラカイである理由

アラカイ(Alaka'i)とはリーダーであり、コンダクターであり、導いていくという意味があります。

このアラカイ、決して嫌みな人とかツンツンしている人というものではありませんよ。(笑)
失礼しました。そういう話をよく聞くもんですから・・・。

私の所属するハーラウにはこのアラカイと呼ばれる人たちが、多分、えっと、8人ぐらいいます。ぐらい、というのは、アラカイと呼ばれなくても、リーダー的にいろいろと役目を持って動いている人がその他に4〜5人はいるからです。ケイキのクラスも含めてクムは、えっと、10人ぐらいいます。(笑)すごいでしょ? ・・・私の記憶力。はっきり言って、まだつかめていないんです。(笑)

いえ、この人数。元々いる生徒と、新しいクラスの生徒が20数名いるわけですから、大所帯です。当然、コンペに出ると言っても、40名というのは多すぎるので、落とされます。

入社3ヶ月!の私は当然のことながらアブナイです。いや、会社じゃないですけど。

いろんなことを書いていても、私とてまだヒヨッコ。今までやって来たスタイルとは手も足も違うので、ほんとうなら新人教育で一から教えていただきたいところです。ですが、そういうものをすべて終えているところに「どうしても入れて!」みたいに飛び込んだのですから(笑)、文句は言えません!

とのことで、カウアイ島に行く前、大クムに「踊りが不確かな人間は手を挙げなさい」と言われ、まったく教わっていなかった私は堂々と手を挙げたのです。「ああ、あなた(私の名前を呼びましたが)」

私はそこで外されると思っていました。が、クムは、「ああ、あなた」と言ったきりでそのまま練習に入ったのです。

そのうち、カウアイ島で結束を固め、かの地で涙しながら踊り、そうこうするうちに、「自分は習っていない」といいうことを忘れてしまったのです。

リハーサルもだんだん厳しくなり、シスター達もピリピリしている中、大クムはもう一度聞きました。
「踊りをわかっていない人は手を挙げなさい」

誰も手を挙げません。私も挙げませんでした。ここまできてわかっていないなんて許されませんもの。

「そう、それなら、踊れるんだね」

人数がフォーメーション上、中途半端なのか、私はその日お休みしていた背の低い生徒が立つはずの、とんでもない前の方に置かれました。「え、えええっ?」

その日のレッスンは大クム、大不満足のうちに終わり、アウアナの練習で外されたベテランや新人は泣きそうな顔になり、悲喜こもごもで家に帰ったのです。

そして、一人のアラカイが全員にメールを出しました。「この不安定な時期を乗り越えるために、明日復習をするから、やりたい人は連絡して」

レッスンの前の時間帯で、通常の人にとってはまだ勤務時間。私も仕事があるし、どうしようと思ったのですが、フト気が付いたのです。

「私はカヒコのメレをきちんと教わっていない!」

はっとしました。習ってないのよ!わかってないのよ!なんで手を挙げなかったのよ!?

そのことを当のアラカイにメールして、あまり早くは行けないけれど、ぜひ復習して欲しいとお願いをしました。

当日、実はね、と習っていないことを忘れていたことを話すと、笑われました。「大クムが恐かったから?」

いや、単純に忘れていたのです。単純ですから。

彼女のメールに答えたのは結局私だけでした。みんな忙しい時間帯ですから。そこで、彼女は最初からすべてをチェックしてくれたのです。そこにもう一人の美人のアラカイがやって来て、この人はとても整った顔立ちをしているので冷たく、それこそ「アティテュード」があるように見えるのですが、彼女も見てくれました。

汗ぐっしょりになりながら復習してもらっていると、パウがバサッ!と音を立てたのです。

「それがうちのウエへよ!!!」

美人のアラカイが微笑みました。

「できた・・・」

今まで私が習って来たウエへは、どちらかと言うと膝を割らないものだったのです。足はローリング、カーホロは高い位置、カオも高い位置、癖をとることがなかなかできなかったのです。

「これから私達はミーティングだから、しっかり練習しておきなさいよ。で、私達に教わったなんて絶対言わないでよ!無視するからね!」と言い放ち彼女達はミーティングに入っていきました。

アラカイ達はほとんど全員私より年下です。でも、みんなしっかりお姉さん役を務めてくれています。

直にハウマナ達が集まり始め、私達は全員でその前の週に習ったばかりのカヒコの練習を始めました。

その日の練習は大クム大ご機嫌でした。そして、サクッと、文字通りサクッと、新しいカヒコをまた1曲!
終わらせました・・・。

クラスの最後に全員を集めて大クムは言いました。

「自分はシスター達の中で一番最後だった。自分だけ違う踊りをしていたから。だから、絶えずシスター達を観察してトップになった。私はあなた達がこの部屋のドアをくぐって来たときより、はるかにいいダンサーになって欲しい。だから厳しくするのだ」と。

まるで私に言われているみたいでした。レッスンの途中、復習をしたステップが出て来たとき、斜め前にいた美人のアラカイが振り向いて微笑みました。「やったね」って。

アラカイはアラカイになれる程の試練を経験し、人を導く気持ちがあるからアラカイなのだと思います。そういうアラカイの元で一緒に練習をできるハウマナはとても幸せです。

いつもならハーラウやクムの言ったことの話はできないのですが(化ける話はしましたけれど・・・)、今日はちょっとばかりアラカイの自慢話をしてみました。

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Re: いいですね。

そうですね、大人数では間に合いませんものね。私は小さいハーラウに入ったことがないのですが、どのハーラウにいても名指しでクムから注意されるタイプなんです。仲間と同じ失敗をしても、私の場合は「こら〜っ!」という感じで怒鳴り声が飛んで来ます。なんでえ???と思うのですが、それはクムフラの愛情の印だからありがたく受け取りなさい、とハワイアンの知人達に言われます。いや、ドキッとするんですが。恐いです。(笑)

どうなんでしょうね。師事したい先生に付くのが一番だと思います。ステージやパフォーマンスの経験って確かに良いと思います。去年まで随分とステージに立たせてもらえたし、宮殿で踊らせてもらえる機会にも恵まれ、カニカピラでもよく踊っていました。それだけやらせてもらえたから、今勉強だけに集中して人前で踊る機会がほとんどなくても「踊りたい!!!」という焦りはないんですよね。(どっちみち来月からいろいろ増えるみたいなんですが。)逆に踊りを見れば誰についているかわかってしまうので、やたらと踊りたくない、という気持ちにもなります。

KAOさんのところはバサッと行くって言ってましたものね。大きなハーラウならカナカオレさんのところですか? 膝を割らないウエへでは物足りないと思いますよ!:)

いいですね。

大きなハラウだとそういうリレーションシップが醍醐味なんだと思います。

以前のクムフラのクラスもそうでしたが、クムフラに直接「ここの手の角度は何度ですか?」という質問はあまりしません。アラカイさんたちの踊りを見て、自分でまねて、学び、そしてアラカイさんたちに修正されていました。(厳しかったり、優しかったり)

最近、知人から「大きなハラウに入ってみるのも考えたら?パフォーマンス、やってみたら?」と言われてちょっと考える所がありましたのでコメントしました。

ちなみにうちのウエヘも「バサッ!!」といきます!
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