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本当のフラを追求するなら・・・

本当のフラを学びたい。本場のフラを踊りたい。

よく聞く声ですね。

気持ちはわかります。私もそうしてメインランドからハワイに引っ越しました。というか、私の場合は、ハワイ出身の人がそばにいたので、いつも恋しい、寂しい、というのを聞いているうちに、それが移ってしまったという方が本当なんですが。



でも、本当のフラを目指したいのなら、


近所で荒れている神社をきれいにすることです。

家の周りの雑草を抜いてきれいにして、森や山が枯れないように手入れをし、荒れた土地があればそこを元どおりにし、汚れた川や海があれば、掃除をする。

それが私が習ったフラです。


踊りやステージはクムが選ぶダンサーに任せればいいんです。クムが考えるメンバーが後を継いでいくのですから。

私が一番楽しいと思ったのは、みんなと一緒に山や川の掃除をしに行ったこと。ハワイアンの集会やお祝いで一緒に踊れたこと。山に入って草木を採らせていただくお礼をしてから植物をいただいてきたこと。そんなことです。


思い出すのは、キンカメの前の雨の日曜、私たちしかいない体育館でクムから話を聞いたこと。メリモを前にみんなで山に入ってリコを集め、クムやアラカイの指導を受けながらレイとレイポオを作ったこと。私たちはメリモのステージのためにそれぞれがクムのためにレイフルを作りましたが、私が担当したクムがそのお返しにと、ステージ用のレイを作りながらあまったレフアで髪飾りを作ってくれたこと。

初めてのカウアイの旅でみんなが優しく私を迎え入れてくれたこと。漁村を訪ねた時の歓迎の行事。今は亡き王家の霊廟の監理人が代々伝わる鍵を握らせてくれたこと。勉強会で夜遅くまでハワイアンの人たちの話を聞いたこと。

すべてもったいないくらいの人との出会い。そして私たちの環境と両親と家族を大切にするということ。


だから、私たち日本人は、この生まれた国を大事に、そして守っていかなければならないんです。本当のフラを目指したい。

なら、自分の国の文化を大切にすることです。


日本に来るクムフラのワークを受けたって、あるいはハワイにワークを受けに行ったって、フラの真髄をそう簡単に理解できると思いません。確かにハワイにクムフラを探しに来る人も、ワークを受けに来る人も、たくさんいました。

でも、大抵、踊りを教わってナンボで帰っていくでしょう。

そのレッスン代は当然のことながら現地の人間が支払う費用からはべらぼうに高く、そこに通訳がつけば通訳代が派生します。私もこの通訳代を何度かいただきました。

そうして学んだ1曲、2曲を日本で「教える」んです。

ハワイでは「教える」のはウーニキを終えたクムフラ、あるいはアラカイのみ。これはハーラウによってある程度違うのかもしれませんが。


日本人が多く集まる、というか日本人に向けてマーケティングしているワイキキフラカンファレンスが始まる(始まった?)ようですね。

大方毎年同じメンバーのクムフラたちが集まります。多分、お願いしやすい人たちであるのと、日本人やハワイ以外の人間に教えることを厭わないクムたちなのだと思います。

お金を払って受けるワークですが、クムによっては「自由に変えていいよ」という人もいれば、「絶対変えてくれるな」という人もいます。
レッスン中の録音が全くダメな先生もいれば、最後にビデオまで撮らせてくれる先生もいます。

ワークショップはビジネスです🎶


そういえば、先日こんな質問がありました:

> なぜでしょう〜?なぜ日本のフラの先生はバングルを売りたがるのでしょう?また、生徒も欲しがる人が多いですね。
> ファッション?フラやってます!という誇り?見栄?
> 売りたがる先生もいますが、日本ではカルチャースクールのフラ教室でも「ウニキ」とか「ハワイアンネームをいただく」となると決まって、ハワイアンバングルが登場し、先生に100万円〜のお金を支払う。
> ハワイでもウニキやハワイアンネームを頂く時は、クムに多額のお金を支払うのですか?
>
> そして日本では、ウニキだハワイアンネームだ、で多額のお金を支払った先に「プロフェッショナル・ディプロマ」というものを頂くことで「フラの先生」と認められるシステムがあります。
> 当然、ここでも登場するのがウニキを上回る額のお金です。
> ハワイでも、この「プロフェッショナル・ディプロマ」とお金というシステムがあるのですか?


私はバングルを買わずに終わりました。

バングル、欲しいと思わなかったんです。だって、あれって、もともとはイギリスのヴィクトリア女王が、そしてその時代のイギリスで喪に服した時に作らせて身につけたものではないですか。

だからエナメルで黒字に掘っているんですよ。

なんか縁起が悪そうで、私は欲しいと思わなかった。(笑)

でも、前のハーラウではショーのたびにバングルが必要で、毎回私はたくさんバングルを持っているアンティから借りていたんです。

ラッキーなことに最後に属したハーラウではバングルを要求されることは全くありませんでした。だから未だに持っていません。

ちなみに、バングルはピンからキリまでありますが、安ければアロハスタジアムのフリーマーケットなどで400ドルぐらいで買えるものもあるでしょうし、だいたいは1200ドルとか2000ドルとか、そんな値段だったような気がします。興味がないんで覚えていないんですが。

> たとえば、ミュージシャンでもあるクムフラたちも、フラ・ビジネスマンなのでしょうか?
> 参考までに、トゥアヒネさんは、こういう事を考えたことは、おありですか?

ミュージシャンは音楽を売るのが仕事ですからね。ビジネスマンであることは確かですよね。


そこから連想することですが、日本ではスポーツで注目されるとすぐにコマーシャルに出ますね。企業のスポンサーが付くから仕方がないんでしょうけれど、私の大学の先生が言っていました。「この頃のスポーツはお金が絡んでばかりで面白くない」って。

同感です。

私は昔からラグビーが好きで、ニュージーランドのオールブラックスのポスターまで持っていた人なんですが(笑)、メディアはあっという間に彼らをテレビに出しましたよね。純粋にスポーツで競うことってないんですかね?


私の尊敬する大クムは、数年前に突然13人のクムフラを輩出し、そして去年からウーニキクラスを再開してかなりの人数のアラカイやシスターたちに追加のクラスを行っていました。でも、道半ばでこの世を去ってしまいました。

アラカイになった私の仲のいいシスターは、そのウーニキクラスの厳しさをよく話していました。特別なお金など払っていないと思いますよ。その代わり、普通のシスターたちの倍のレッスンが行われていたはずです。その中ではプロトコルと言われる、いわゆる守らなければならないことがらなど踊り以外のことも学ぶのです。

私が今仕事上で「守秘義務」を守りぬこうと考えることができるのも、このハーラウに属したからなのだと思います。

私にとって今やることは、日本で生きていくことです。それは家族であり、そして仕事であります。出会う人々との一期一会を大切にすることであり、依頼された仕事は責任を持って終わらせること、です。そして日本が他の国に持って行かれないように、陰ながら努力することです。ハワイもフラもここではほとんど関係ありません。


ある方からメールをいただきながら、忙しくて返事ができませんでしたが、ハワイにいる時もこんなことをよく聞かれました。
「もしよろしければトゥアヒネさまのハワイでのクムフラをお教えいただけまでしょうか。また、ほかにも日本人をお金、営業目的で指導するのではなく、ハワイ人同様な価格でフラを教えて下さるおすすめのクムが見えたらお教えください。」

日本から来る日本人に教えるクムは、はっきり言ってお金をもらえるから教えるのではないでしょうか。そうでなければ、ハーラウに入って一員として学びなさない、というはずです。組員になってナンボです。

以前、こちらのブログにも書いたことがあるかもしれませんが、私を知っているということを使って大クムに近づいた人がいました。今のクムたちは知りませんが、大クムはその時、もう日本人は入れないと宣言しました。私もすすめる気持ちがありません。

私のこの頃気になることは日本です。

メディアに毎日踊らされてその気になってしまう日本人の方が心配です。

外国人観光客が増えることを喜ぶメディア
外国人との間に生まれた子供たちの芸能人化とそれによる「ガイジンの恋人、結婚」に対する憧れ
性的差別や女性の活躍を取り上げ、昔ながらの価値観を否定しかねない動き
爆買いで売り上げ上昇 喜ぶ企業?

最近母が「肝油」を飲みたいというので、カ○イの肝油を買いにドラッグストアに行きましたら、どこにもありません。東京近郊のお店を何店も訪ねて歩き聞いてみましたが、返ってくる答えはみんな同じ。今年の夏ごろから全く入ってこない、とのこと。

企業は売り上げが伸びれば、それが日本人に売れてなくて外国だけで売れていてもいいのでしょうか?肝油が健康上大きい影響があるとは思いませんが、これが日本人にとって大切な薬だったり栄養源だったり、そんなものが外国の需要のために日本人に回らなかったら、それでも構わないんでしょうか?(今のターゲットは馬油らしいですよ。)

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、みんな消費者を煽るものばかり。正しい情報はどれだけ入っているのでしょう?

私はこの日本が、アメリカのように人種のるつぼになってしまうのは嫌です。ハワイのようにサラダボウルになってしまうのはもっと嫌です。

昔ながらの価値観には意味があると思います。日本も世界もずっと続いてきたのは、そういう価値観に基づいて生きてきたから。
それがここでひっくり返ったり斬新な動きをしては、この先どうなるかわかりません。

ハワイでも同性同士の結婚が認められていますが、フラとハワイアン文化について言えば、絶えず男と女の世界なのです。陰と陽、光と陰、明暗、そういうバランスがあって成り立っています。

フラをこよなく愛せるのなら、日本を守りたいという私の気持ちもわかっていただけるのではないでしょうか。

もちろん、日本に来るハワイアンのクムについてコンペに出たり、ショーに出たり、ハワイアンネームをもらったり、バングルを買ったり、新しい踊りのためにドレスを新調したり、それが楽しいのなら、それを続けていけば良いことです。そのうち何方かに道が分かれて行くでしょうから。
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Re: TSUKEMEN...です(笑)

つけ麺さん(笑)

久しぶりのコメントありがとうございます!私もフラとは全くかけ離れた生活で日夜慌ただしく過ごしております。

体が資本ですから、どうかご自愛なさってくださいね〜!

フラ。。。か。。。そんな日もあったなあ〜と遠い目になってしまいます。(笑)

あ、でもオリとかハワイ語の文章とか覚えていて、時々自分で感心しています。あはは。

Re: No title

はーさん、こんばんは。

つけ麺、いいですね♫ この頃の若い男性はみんなおしゃれで髪型もカッコよくしているので、みんなイケメンに見えます。(笑)
私は高校の頃、彼のお父さんの歌をよく歌っていましたよ。

さてさて、
> 生徒1人が辞めると$$$が少なくなる。

もうこれで生活して行っているんですよね、彼(女)らは。いっその事、日本のフラがなくなってしまったら面白いのに〜

と小悪魔な私が囁きます。(笑)

日本でもフラを「仕事」にしている人たちは、文化を継承しようとか、そんなことよりも、今年の分を何曲教えてもらわないと・・・という悩みの方が大きいのではないでしょうか。それに、私の知人も言っていました。「ババア達からレッスン代ふんだくるゾ〜〜〜!」って。まあ、半分お笑いのつもりだったとは思いますが。

そしてツケメンを聞いていて思ったことがあります。フラが受けるわけ。

フラは素人でも、と言うよりフラの玄人と言ったらミスアロハフラぐらいなのだから、一般人的なレベルでステージに立ててそして芸能人のような気分になれるからなのではないでしょうか。ピアノや歌や芸や技術やらで一流になるというのは並大抵のことではできません。血の滲むような練習をしたり、誰にも注目されずに勉強したり、そういうものがあって陽の目を見る日が来る。ところが、フラはちょっと練習すればなんとなく有名人っぽい気分が味わえてしまう。

そんな気がしました。

私は今の職業でプロ中のプロを目指したいです❤️
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トゥアヒネのフラブログへようこそ!
一般のロコよりハワイアンな、一般的日本人とはチョと違うフラ愛好家でした♡
どうぞごゆっくり♪

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