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フラって・・・

読者の方からメッセージをいただきました。そのまま本にしたいようなストーリーが書かれていました。多分、珍しくない、それだけに共感する読者もいるのではないかと思いました。

で、差し障りのない範囲で、あくまでも私の感想としてお返事しま〜す。



いただいた内容はかいつまんで、以下のようなポイントになります。

「先生は『お金がある事もフラの才能』と言いました。ある人は、先生と一緒にショーに出演しては、売店でありとあらゆる物を購入。それも自分の分と先生の分だそうです。 」

「フラ経験者と初心者に見える人が、先生が持っている全てのクラスに入り、そのクラスの分月謝を払っています。彼女達は経験が長くても、まるで初心者でも、アラカイさんです。」

「日本予選に出なくても、ハワイ島の本選出場が可能とのこと。」

「みんなどこかで踊りを披露する事が楽しみで特にハワイで踊りたいようです。 」

「今度作る(ホイケの)ドレス代安くしてやったんだから有難いと思いなさいよ!」そのホイケも、参加の可否も確認されず、前払いで徴収されました。 」

「このような悩みを抱えているのは私だけでしょうか?私の感覚が変なのでしょうか? フラが嫌いになりそうです。

フラを習うという事は、ハワイでも「お金・お金}という物ですか? 」

*****

えっ、うちのこと言ってる?

そう思う方って少なくないのではないかなあと思います。今まで見聞きしてきた感じで。

「お金も才能」ってのもすごいなあ、とは思いますが、ある意味正直なんでしょうね。(笑) 先生の分まで楽器を買うならまだしも、ある方はハワイの先生の私物をも買わされたとか。結構日本でも有名な方ですけど・・・。以前ブログにも書きました。

私は、日本に来ているハワイのミュージシャンやらクムフラというのは、ほとんど金銭が目的だと思っています。だって、なんで日本でハワイの文化を広めなければならないんですか?それは見え透いた綺麗事。間違っていようが、いまいが、文化を広めるよりも、あの小さなハワイでその文化を守り伝えていくことが先決のはず。

私の亡きクムフラはハワイアンの人々を集めてよく講習などを開いていましたが、そこに出入りするクムフラは限られていました。そういう情報があったとしても、来ないんですね。ハワイの中での活動を見ていてもわかります。ハワイ文化を大切にしたいのなら、まずは足元から固めていくことが大切だと思うのは私だけでしょうかね?

ハワイのハーラウでも本当にハワイ文化を守る事を目的としているところもあれば、完全にショーやコンペを目指しているところもあります。後者のクムフラにはハワイアンのイベントなどでお会いすることは滅多にありませんでした。逆に航空会社のイベントで行われていたコンペなどは決まったクムフラが集まっていました。

そして、その他クムフラになりたての人たちのハーラウだとか、ローカルの人を集めて行っているハーラウだとか、とにかく色々とあります。

フラが単なる習い事である感覚はわかります。私にとって、メインランドのハーラウにいた時がそうでした。きれいに踊ること、コンペに出られること(出てませんが)、ステップを覚えること、そういうことが楽しかった。毎週決まった時間にパウスカートを履いて「ハワイ」になれる時間がある。それが何より楽しかった。その時はホイケも全員がチケットを買わされた気がします。ハワイ文化に興味のある友達とかいなかった私はさばくのに苦労しました。会社員をやっていたわけでもないからお義理で来てくれる人もいない。ホイケが終わって周りでたくさんのレイや花束に囲まれている部員たちを横目で見ながら寂しく片付けをしたもんです。

「フラ経験者と初心者に見える人が、先生が持っている全てのクラスに入り、そのクラスの分月謝を払っています。彼女達は経験が長くても、まるで初心者でも、アラカイさんです。」

これもあり得るでしょうね。ハワイのなかでは聞いたことがないですが、先生に取り入る人がいれば、先生も嫌な気はしないでしょう。人間の性として、お金をたくさんもらったら何かお返しをしなければならないと思うでしょうから、どっちが先かは別として、じゃあ、ポジションでもあげましょうか、ってことになるんでしょう。

ハワイの中で感じたことは、もちろんこういうお金で動く先生もいるでしょうけれど、私が関わった中では世襲制である事。何よりもハワイアンの血がものを言います。クムフラの家族・親戚>ハワイアンの血統>ハワイアンの親戚>ハワイ生まれ>ハワイ育ち>その他 の図式が成立していると思います。これがないところは、お金か好み、ダンスの上手さじゃないですか? 私はクムをこよなく尊敬していましたが、うちの場合は、クムフラの家族〜ハワイ生まれまでがほとんどですから、私など超マイノリティです。(笑)

それでも今思えばメリモのステージで結構いい場所においてくれてたりしているので、本当に可愛がってもらえていたんだなあと今更ながらに思います。それでも、ほかの人が踊りで選ばれているのではなく、他の要素で選ばれているんだな、とわかることが結構あります。その時はなんともやりきれないきもちでしたが、自分の文化であれば、それが当然と言えば当然。よく例に挙げるお相撲ですが、お相撲は試合があるので強くなければダメですけど、もし、世襲制がモノを言うのであれば、モンゴルやらヨーロッパやらの相撲取りよりも日本人の相撲取りを優先したのではないでしょうか。

ある有名なクムフラはそういうことを関係なしに、練習をたくさんする人、踊りがきちんと言われた通りにできる人をコンペにだすと聞きました。メインランド風な性格からいえば、その方がありがたいですね。でも、それはきっとハワイではない。

そういうところでも、ある時そこのアラカイさんだったかがマルチの商品説明に来たことがありましたよ。他のハーラウの練習中にやってきて、です。その時から私はそのハーラウがたとえ賞をよく取るところであったとしても、あまり尊敬の念を抱けなくなりました。

「日本予選に出なくても、ハワイ島の本選出場が可能とのこと。」

そういえば、あるクムフラの打ち明け話に、日本人がハワイのクムフラやら審査員にお金を握らせるってことを聞いたことがあります。

もうこうなると、その人の倫理観がどこまであるかですよね。

ハワイはその歴史上から、ある意味お金に左右されてきた感じがします。

ハワイって、特にオアフ島などハワイアンだけじゃないのはご存知ですよね。なんで日本の芸能人がこぞってお正月にハワイに行くか。なんでア○シが記念コンサートなんか開いちゃうか。すべてメディアが仕組んだ金のなる木ですよね。「この木なんのき〜」には毎年膨大な額のお金が支払われているそうですよ。

芸能人といえば、枕商売が当たり前、みたいなことをよく耳にします。それでもみんな何ちゃら48みたいになりたいんでしょうね。最近では隣のお兄さんやお姉さんが芸能人になる時代ですからね。

「みんなどこかで踊りを披露する事が楽しみで特にハワイで踊りたいようです。 」

フラに夢中になるのは、綺麗なドレスを着て、大きな花を髪に飾って、人前で芸能人のように踊れる。それが一番なんじゃないでしょうか。おまけにつけまつげをつけて、目一杯化粧して。

私はこの化粧が大嫌い。つけまつげなんてつけた日にゃ瞼がカサつくし、目が痒くなるし、目を開けていられないし、ちっとも綺麗だと思わない。それよりも素肌美人でいる方がずっと魅力的!って思います。

そうそう、ハワイのミュージシャンたちは日本からやってくるファンをちやほやしますね。名前を覚えていて、「じゃあ、次は○○先生に踊ってもらいましょう〜♪ フェイスブックの友達の数が物語っていますね。 でも、私は彼らに取り入らないし、別に彼らにとって何の金ヅルにもならないから、そうそう大騒ぎはされませんでした。だって、何たって、大クムのもとにいましたから!(笑)

「今度作る(ホイケの)ドレス代安くしてやったんだから有難いと思いなさいよ!」

まあ、当たり前かもしれませんが、ハワイでドレスを作って送ると運賃がかかりますから、その分はちょっとお高くなりますね。でも、これがべらぼうに高くなったら、これは中間マージンでガボッと取られているんでしょう。パウスカート1枚にしても扱いがずいぶん違いましたね。高いお金を払って縫ってもらったものよりも、かなり安く仕上げてもらえたものよりも、今手元に残してあるのは、自分で選んだパウ、そして最後のハーラウですべて1から作らされた私たちのオリジナルのパウ。

「 フラが嫌いになりそうです。 フラを習うという事は、ハワイでも「お金・お金」という物ですか? 」

すべての人がお金で動いているわけではないと思いますが、日本のフラはやはりお金のためでしょう。クムフラやミュージシャンが日本人にチヤホヤしながら、一方でハワイに帰ってきてどんな胸の内なのか。日本でのイベントで「これだけ儲かった」といったクムフラがいたとか。ハワイアンネームを売る人がいたり、おカネでウーニキさせたり、ああ、そんな熱があるなら、私のシスターたちと一緒にマウナケアに行って大望遠鏡反対!という姿でも見たかったなあ。でも、そんな行動した日にゃ日本から締め出しを食ってしまって日本の円が入ってこなくなるから、絶対しないんだろうなあ〜と思うのであります。

そういうことをひっくるめると、日本に帰ってきたのが結構良い選択だったと思うことも多々あるのですよ。ハワイ文化はとっても魅力的だけど、日本人の私は離れてしまって正解だったかな、って。どんなに頑張ったってハワイアンじゃないし、それにあそこで続けていたとしても、自分の先祖がそこにいないのに、心がハワイアンとか言って何とか理解しようとしても、やっぱり自分の故郷は日本で、自分の先祖はお侍さんだったわけですよ。日本の国にはハワイよりはるかに古い歴史があって、そういう勉強をしてきたんです。ハワイにいたら、きっとまた山や森に敬意を払って生きていくんでしょうけど、日本人の私はやはり日本にいて日本の神様仏様と一緒にいるのが寂しくなくていいんです。そういうことを考えると、何もフラにがんじがらめになっていなくても良いんだ、って思えるんじゃないでしょうか?私たちの文化でないものは、所詮習い事の範疇だと思うのです。

でも、私の知っているフラは決して「習い事」なんかではなかったんですよ。伝統を受け継いでいく、ハワイをハワイアンの手に取り返す、そんな重い重いものでした。そして、それは少数派が行っていて、大多数は「アメリカ」の価値観で生きている。私のフラシスターたちは、この週末もマーノアで雨の中草取りに励んだようです。集まった人間はハーラウの関係者だけ。外にニュースで扱われるものでもないし、ハワイに住む大多数は知らないこと。でも、これからもそうあってほしいと思います。これからも目立つことなく、守ることを守っていく。そうして、ずっと伝統を守っていってほしい。私の役目はどちらかというと、ハワイの外にあって、彼女たちに手を触れさせないこと。だからフラはやらないけれど、うちのハーラウとハワイはずっと守っていきたい、そう思っているんです。

答えになっていないけれど、何か気づかれるきっかけになれたら嬉しいです。
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トゥアヒネのフラブログへようこそ!
一般のロコよりハワイアンな、一般的日本人とはチョと違うフラ愛好家でした♡
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