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見えないドアが開く

今年のワークに来て頂いたほんのわずかの方には垣間みてもらうことが出来ましたが、多分、日本でフラを行っている多くの方々には、私が書いていることや経験していることを肌でわかって頂くのは難しいのではないかと思います。

そう書くと、上から目線で見て!なんて言われそうですが、上からとか下からとかそういうことではなくて、ただシンプルに違うんですね。



フラと言ったら、ビーチやショッピングセンターで行っている無料のフラも、コンペで行われるフラも、ハワイアンが儀式で躍るフラも、みんなフラです。かかとを浮かそうが、べた足になろうが、それもフラです。白黒つけるアメリカの文化とは対照的に、これも正しいけれど、あれも正しい、と非常に曖昧なところがありますよね。

だからこそなのでしょうが、今のハーラウでよく聞くことが「境界線」です。面白いことに、うちのハーラウの中だけでなくて、クムとお付き合いや関係の深いハーラウの外の学識者から聞くこともあります。「違い」と私は取っています。

そして、その中で「選ばれた」人がそこに来る。前の記事の「適材適所」ですが、私的には英語の説明の方がピンと来ます。

Right time. Right Place. Right People.

時間、場所、人。そこで事柄が起こります。

それをクムは「ドアが開く」と言います。

ドアが開かないと中に入れませんからね。

今日はとても特別なドアが開きました。私がとても感謝をしているのは、こういうドアがたくさん開いてくれることです。ドラえもんのポケットみたいですが、誰にでも開くものではありません。

私のシスターは、多分100人近くいるでしょう。今日私のハーラウから私と一緒に行動を共にしてくれたのは、大クムを始め4人のクム、アラカイが2人、そしてハウマナである私たち4人の計10人。それにケイキが数人。

土曜日は、私も通常は仕事をします。仕事を持っているハウマナもたくさんいます。子供のアクティビティを一緒にしなければならないシスター達もいます。家族のために忙しい人達もいます。学校に行かなければならないシスター達もいます。だから、逆に言えば、来られるということはとてもラッキーなのだと思います。

私の場合は、仕事をしなければお金が入ってきませんから、「来れば、$XXが手に入るんだよ〜」とハワイアンのボスにいつも冷やかされます。彼にはお金よりもハーラウやハワイの文化のために出て行くのが理解できないと、笑います。


私は皆さんご存知のように、イオラニ宮殿でドーセントをしておりますが(しておりましたが、の方が正しいでしょう−笑)、今までに王家の霊廟に行く機会がありませんでした。ドーセントトレーニングの最中、リリウオカラニ女王の誕生日、これまでにも何回かそういう「ドア」が開いていたのですが、その時は行けなかったのです。それが初めて私に開きました。

本当のことを言うと、ちょっとためらいました。お墓だから。(笑)

前回のクーカニロコの時は、あまりの神聖さを感じて、私は出席せずに仕事を選びました。この一連の文化的活動を組織している中の人達は口々に「何で???」と単に残念がってくれました。この頃、自分の中の「日本人」の血をとても強く感じるんですね。その時は、自分は引いていよう、境界線の外にいようという感覚でした。そんな私をあるアンティは「だって、日本人がたくさん来ているでしょうに?」と不思議がりました。

でも、今度は王家の霊廟です。

私はメインランドでボランティア活動というものをしたことがありませんでしたが、このハワイでは、仕事とは別に、来るとすぐに何も言わずに「ドア」を開けてくれたのがイオラニ宮殿です。「履歴書は要らないんですか?」と聞く私に、「住所と名前があればいい」とすんなりと受け入れてくれたのにポカンとしたものです。

もちろん、ボランティアというのはただ働きなのですから、来てくれる方がありがたいんでしょうね。

人間って喉元過ぎるとすぐ忘れるもんですが、私も最初のありがたさを忘れて、ハワイの王族の歴史を学ぶコース、ドーセントトレーニングのコースにお金を払うことに「なんで?」と疑問を持ったことがあります。タダで働くのにお金払うの?と。

でも、お金で買えない色々な経験をさせてもらいました。

だから、今回はそのお返しをしないといけないな、って感じたのです。

私がイオラニ宮殿のボランティアを始めたのは、リリウオカラニ女王がワシントンプレイスにて逮捕され退位をした、その記念日。それ以来、何かにつけよく声をかけてくれて使ってくれたところです。王様、女王様にはきちんとご挨拶をしなければなりません。

今日のフアカイは、『マウナ・アラ』(ハワイ語での名称です)を守っている神官カフのお話が聞けるのと、その周りのコミュニティワークです。カフは、ハワイ文化のものですから、僧侶とか聖職者とかいう日本語が何となくしっくりきません。私的には神官が近いかな、と思います。そのカフの案内を聞いてから、私たちはカラーカウア王朝の王族が眠る地下室を訪ねました。

聞いてから、と言いましたが、このお話はかれこれ1時間半かかったと思いますよ。質疑応答があって、王朝の歴史、ハワイアンの人々の家系図、そんなのがわかっていないとチンプンカンプンです。宮殿のドーセントになっていて良かったと思いました。こういうことを行っている時には、必ずと言っていいほどウハネ(西洋で言うと亡霊になりますが、ハワイアンの場合はもっと精霊に近い神聖さと親しさを持っているようです)が現れるようで、私は風が吹いて来たのと、最後の方に気温が下がったことぐらいしか感じませんでしたが、訪問者があったようです。

その後、地下室に入る際に、ハーラウのオリをケイキたちを囲んで、クムやアラカイと一緒に行いました。他にも参加者がいましたが、その人達を前に、私が一番尊敬する(大クムの次に)クムの隣で、不思議と音域も声のトーンもみんな一緒になってオリをしました。こんな経験をさせてもらうだけで感謝です。後ろに控えていたのはハワイアンの人々も含まれていました。

地下室の中にはカラーカウア王とカピオラニ王妃の名前の他に、リリウオカラニ女王やリケリケ、レレイオーホク、カイウラニなどの名前が連なります。面白いことにシスターや訪問者の中にも「今日が初めて」と言う人達がいました。

「初めて」だけど、「特別」な機会でした。

随分と長くなりました。ここまで書くのに、なんと2時間以上かかっている気がします。この続きは、また後にしましょう。
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